🍊高専女子の親子ブログ

※ 本記事には広告・PRを含むリンクがあります。

高校生・高専生の海外研修、お金の持たせ方|カードと現金10万円
高専生活とお金 📅 ✏️ めぐりん

高校生・高専生の海外研修、お金の持たせ方|カードと現金10万円

高専に通う娘が、学校の研修で海外へ行きました。

高校生は、ほとんどのカードで自分では申し込めません。では何を持たせればいいのか。学校の説明会で案内されたのはデビットカードでしたが、わが家は違うものを選びました。

この記事を読み終えると、「うちの子に何を、いくら持たせるか」が決められます。

海外の店先で、スマホをかざして支払う高校生の後ろ姿

1. Kyashとは? 高校生でも持てる「Visaが付いた前払いカード」

まず、この記事の主役を説明します。

「クレジットカードの機能が付いた、前払いのカード」と考えると分かりやすいです。高校生が持てて、しかもクレカと同じように使える——ここが決め手でした。

👉 Kyash 公式サイト(申し込み・本人確認の手順は公式が一番確実です)


2. なぜKyashを選んだのか|理由は3つ

海外研修のために作ったのではありません。入寮が決まったときに用意していたものを、そのまま持たせました。

理由① 高校生本人の名義で持てるから

子どもに持たせられるカードは4種類あって、高校生が持てるのは3つでした。

子ども名義のカード4種類|高校生はどれを持てる?
① クレジットカード(自分で申し込む)… ❌ 持てない。原則「高校生を除く満18歳以上」だから
② クレジットカードの家族カード … △ 条件が合えば持てる。通常は18歳以上(高校生を除く)だが、海外留学などの例外あり
③ デビットカード … ⭕️ 持てる。満15歳以上から作れるものが多い(使うと口座から即座に引かれる)
④ プリペイドカード … ⭕️ 持てる。年齢制限なし〜12歳以上など、審査は原則不要

学校が案内したのは③のデビットです。悪いカードではありません。ただ、不正に使われたとき口座からお金が出たあとに戻してもらう手続きになり、時間がかかると聞いていました。「戻ってくる」と「出ていかない」は違う。それだけの理由で、④のプリペイドにしました。

理由② 「予算を先に決めて渡す」ができるから

今回やったのは、出発前に一度きりでした。使うだろうと予想した7万円を入れて、それで終わりです。追加の送金はしていません。

お金の流れ|親と子で役割を分ける
① 親が、子どもの銀行口座に入金する(親がやるのは、これだけ)
② 子どもが、その口座から自分でKyashに入金する
③ 余ったら、親子で作った共有口座に子どもが送金して、親に返す

送金で親がやるのは①だけです。Kyashのアプリを開いて操作するのは、ぜんぶ子ども。こちらは銀行の振込画面を見るだけで済みました。

そして、これがプリペイドのいいところでした。入れた分がそのまま予算になります。「この範囲でやりくりする」を子どもが自分で考えることになる。予算の中で使う経験そのものが、渡したかったことでもありました。

足りなくなったときの追加は、前提にしないほうが安全です。海外にいる子どもがアプリから入金しようとすると、Kyashの不正対策が働いて入金や決済が止まることがあると公式が案内しています。渡航前に、少し多めに入れておくのが正解でした。今回は追加なしで足りました。
出典:Kyash「海外でのご利用について」

③の共有口座は、Kyashのアプリの中に親子で1つ作れる置き場です。子どもが余った分をそこへ送れば、そのまま親のお金として使えます。振り替えは無料でした。もちろん、子どもの銀行口座に戻すこともできます(こちらは手数料がかかります)。

理由③ 海外でそのまま使えるから(Visaのタッチ決済)

ここが今回いちばん効きました。Kyashはスマホのタッチ決済に対応していて、それが海外でも使えます。

Kyashアプリの個人口座画面。このカードをタップすると設定に入れる
Kyashアプリを開いたときの画面(個人口座)。このカードをタップすると「設定」に入れます
めぐりん めぐりん

正直に言うと、海外実店舗決済をオンにしたあとも「本当にこれで使えるのかな。もし使えなかったら?」と不安でした。実際に使えて、ほっとしました。


3. 出発前に知っておいてよかった、Kyashの4つのルール

現地で困ったことは、ありませんでした。ただそれは、出発前にこの4つを確認していたからでもあります。

出発前に確認した、Kyashの4つのルール
① プリペイドは一部の機械で使えないことがある … 一部の自動券売機やオンラインの支払いなど。店員さんの判断ではなく、カード番号で自動的に判定されます
② 海外手数料が4.5%かかる … 一般的なクレジットカードより高め。しかも返品して返金されても、この分は戻らない
③ 本人確認をしていないと1回3万円まで … 月の合計ではなく1回あたり。出発前に必ず済ませる
④ 入れ方によって、あとで銀行に戻せなくなる … 次の項目で説明します

①は、実際には一度も起きませんでした。お店も電車の改札も、スマホをかざすだけで通っています。それでも現金しか使えない場面はゼロではないので、両替した現金を別に持たせました。額は第5章で書きます。

④ 入れ方によって、あとで銀行に戻せなくなる

Kyashの残高には2種類あって、入れ方で決まります。

同じ7万円でも、入れ方で戻せるかが変わる。銀行口座から入金したKyashマネーは銀行にも共有口座にも戻せるが、Kyashバリューは戻せない

公式の表で、銀行に戻せる(出金できる)のは「銀行口座から入金したお金」だけでした。クレジットカード・デビットカード・コンビニやATM・ポイントから入れたお金は戻せません。


4. それでも予備は要る|現金3万円と、家族カードという選択肢

困らなかったのは、あくまで結果です。カードが使えない場面がゼロとは言い切れないので、予備を2段階で考えました。

海外に持たせるお金の三段構え。主力はVisaプリペイドのタッチ決済、予備1は現金、予備2は子ども名義の家族カード

予備その1|現金3万円(振り返ると、要りませんでした)

出発の日に空港で現地通貨へ両替しました。学校からも「現金は用意を」と案内があったからです。

ただ、娘に聞くとカードを使える店ばかりで、現金は3万円も要らなかったそうです。逆に現金が使えない店もあったとのこと。

一方で、現地でカードが使えなくなった友だちもいました(Kyashではない別のカード・理由は不明)。現金を多めに持っていても、カードしか使えない店では役に立ちません。だから、予備のカードが要ります。スマホ決済なら、2枚入れておけます。

予備その2|クレジットカードの家族カード

今回のように現金が使えない店もある行き先では、現金だけでは予備になりません。備えるには、もう1枚のカードが必要です。

高校生に持たせる方法のひとつが、子ども名義の家族カード。主力が使えないとき、支払いを切り替えるための備えです。

家族カードを用意するなら、この順で
① 渡航が決まったらすぐ、カード会社に電話して「学校の海外研修で作れるか」を聞く
② 対象になると分かったら、まず親が三井住友カード(NL)の本カードを用意する
③ 親の本カードが届いたら、Vpassから子ども名義の家族カードを申し込む
④ 子どもの家族カードが届いたら子どものスマホに登録し、日本で一度使ってタッチ決済が通ることを確かめる

予備のカードは、三井住友カード(NL)です

わが家が予備のカードに選んだのは 三井住友カード(NL) でした。年会費をかけずに備えられて、子どもの家族カードはネットで申し込める。この2つが、親として選びやすい理由でした。

三井住友カード(NL)をすすめる理由
① 年会費が永年無料 … 本カードも家族カードも、持っているだけでお金がかかりません
② 家族カードの申し込みが、Vpass(会員ページ)からWEBで完結する … 申込書の取り寄せや郵送がいりません
③ 家族カードの海外留学の例外が、公式にはっきり書かれている … 満15〜18歳(高校生を含む)
④ 国際ブランドにVisaを選べる … JASSOが「最も広く利用できる」と案内しているブランドです
⑤ 家族カードもスマホに入れて、海外でタッチ決済できる … Apple Pay・Google Payどちらも対応。Kyashと同じ「かざすだけ」で払える
⑥ 海外で使ったときの手数料は3.63%(税込) … 公式サイトで確認

子どもの家族カードを用意するには、まず親の三井住友カード(NL)が必要です。申し込むのも親(本会員)。年会費をかけずに、親のカードから準備を始められます。

三井住友カード(NL)|年会費永年無料

親の三井住友カード(NL)を申し込む →

本カード・家族カードともに年会費永年無料

子どもには子ども名義の家族カード、親にはその申し込みに必要な本カード。三井住友カード(NL)は、どちらも年会費永年無料です。親の本カードを用意したら、家族カードはVpass(会員ページ)から申し込めます。

家族カードは親のカードが先。渡航が決まってからでは、カードが届くまでに出発日が来ることがあります。海外研修の可能性があるなら、親のカードは早めに。

ただし、子どものスマホがAndroidなら、国際ブランドはVisaを選んでください。

🆚 海外でスマホのタッチ決済ができる組み合わせ|三井住友カード(NL)
子どものスマホVisaMastercard
iPhone(Apple Pay)⭕️ 使える⭕️ 使える
Android(Google Pay)⭕️ 使える※❌ 海外では使えない(iDのみ)
※ Androidは、Googleウォレットから直接登録するとiDになります。Vpassアプリから「Visaのタッチ決済」を設定してください。
出典:三井住友カード公式[Apple Payの海外利用/Google Payの海外利用/Google Payのブランド別対応表]

5. いくら持たせる?|行き先の物価と、食事の回数で決める

今回チャージしたのは7万円。多めです。行き先は物価が日本より高く、しかも朝と夜の食事は自分たちで調達する日程だったので、食費のぶんを上乗せしました。

7万円
Visaプリペイドにチャージした額
3万円
空港で両替した現金(結果、要らなかった)
2つ
実際に使った手段(タッチ決済と現金)

金額そのものより、決め方のほうが役に立つと思います。

いくら持たせるかの決め方
① 行き先の物価は日本と比べてどうか(高いほど、多めに)
② 食事が何食ぶん自己負担か(学校の日程表で分かります)
③ 現金はいくらにするか(学校の案内の額だけで十分。わが家の3万円は、カード文化の行き先では要りませんでした)

多めに入れられたのには理由があります。余ったら親に戻せる形にしてあったからです(第2章)。戻せると分かっているから、多めに持たせられる。これが精神的にいちばん大きかったです。


6. 出発前に、親子で確認したこと

装備を整えるより、これを確認しておくほうが大事でした。わが家は1つ失敗しています。

出発前チェックリスト
□【Kyash】本人確認は済んでいるか(1回3万円の上限を外すため)
□【Kyash】「海外実店舗決済」をオンにしたか
□【Kyash】銀行口座から入金してあるか(あとで戻せる形にするため)
□【共通】スマホのウォレットにVisa/Mastercardのロゴが出ているか(2枚入れたなら、メインカードはどちらか)
□【共通】暗証番号を本人が思い出せるか(日本で一度、差し込み払いで試す)
□【共通】現金は両替したか
□【共通】家庭のルールを決めたか(いくらまで・何に使う・使ったら知らせる)
夜のキッチンで、スマホを見ながらメモを書く母の手元

7. 結果|使ったものと、備えてよかったもの

結果だけ見れば「ほぼタッチ決済で足りた」です。でも、足りたのは結果であって、最初から分かっていたわけではありません。

実際に使ったもの/備えてよかったもの
【使った】スマホのタッチ決済 … 買い物・飲食店・電車の改札まで、ほぼ全部これ
【ほぼ使わず】現金 … カードを使える店ばかりで、3万円も要らなかった。逆に現金が使えない店もあった
【備えた】予備のカード … 出番はなかった。でも「使えなかったらどうしよう」を持たずに送り出せた
【備えた】「海外実店舗決済」の設定・本人確認・暗証番号の確認 … どれか1つ抜けていたら、現地で止まっていたかもしれません

出番がなかった備えは、無駄ではありません。主力が通らなかったとき、子どもは一人でレジの前に立っています。そこで詰まないための予備です。「たぶん大丈夫」で1枚だけ持たせるのと、「ダメでも次がある」と分かって持たせるのとでは、送り出す側の気持ちがまったく違いました。


よくある質問

Q. 高校生でクレジットカードは本当に作れませんか?
A. 自分で申し込むカードは「高校生を除く満18歳以上」が一般的で、高校生は作れません。ただし海外留学などで海外に行く場合に限り、家族カードを15歳〜に発行できる会社が複数あります。

Q. 学校の海外研修(1〜2週間)でも、その家族カードは作れますか?
A. 公式ページには日数の条件が書かれていません。「〇日以上」とも「短期は対象外」とも明記がないので、カード会社に直接聞くのが確実です。

Q. Kyashは何歳から作れますか?
A. 年齢の下限はありません。18歳未満は親権者の同意が条件です。カード発行には本人確認が必要です。


まとめ|主力のカード+予備のカード+現金、この3つで準備する

予備のカードにわが家が選んだのは、 三井住友カード(NL) です。本カードも家族カードも年会費永年無料で、海外留学なら15歳から作れる家族カードはVpassから申し込めます。

子どもの家族カードを用意するには、親の本カードが先。渡航が決まってからでは、カードが届く前に出発日が来ることがあります。海外研修に向けたお金の準備を始めるなら、まずは親の三井住友カード(NL)を用意しておきましょう。

三井住友カード(NL)|年会費永年無料

子どもに予備のカードを持たせる準備は、親の本カードから。海外留学などの場合は、満15歳から子どもの家族カードを申し込めます(公式FAQ)。

親の三井住友カード(NL)を申し込む →

本カード・家族カードともに年会費永年無料


参考にした公式情報

🔗 あわせて読みたい